越喜来湾とは

岩手県大船渡市三陸町にあります。三陸の陸中海岸で、岩手県南東にあるリアス式海岸の湾です。大船渡市街地から車で約30分のところにあります。

三陸沖は世界三大漁場の1つでもあり、親潮（寒流）と黒潮（暖流）がぶつかり豊富なプランクトンが湾に流入します。

湾の最深は約87mあり、河川としては中小の崎浜川、浦浜川、泊川、甫嶺川、矢作川があります。ムール貝、ホタテ貝、ワカメ、ホヤ、牡蠣の養殖が行われています。

そこで育つ美味しい貝類を、飲食店を通じて皆様へ。

日本の養殖では邪魔物のムラサキイガイ(ムール貝)。帆立貝、牡蠣、ほやに春と秋に幼生がロープや殻に付着する。

ホタテ貝や牡蠣が吸収するクロロフィルの海水をムラサキイガイも濾過して成長を妨げているムラサキイガイ(ムール貝)。

貝の中でも幼生は100万個以上も放卵するとされています。
海の貝の女王様だと思います。

1年目：ホタテ貝の幼生を採取するのに採苗袋(ネトロン網入りタマネギ袋)を5月に地崎沖に投入します。9月に投入した袋から10mm以上の稚貝を選別(1次分散)し網籠に30個位入れて海中に吊ります。1月に10個位に分けて(2次分散)再度海中に吊ります。

2年目：5月から6月に籠の中で成長したベビーホタテ(半成貝)を貝の耳にドリルで穴をあけ耳吊りをします。

3年目：4月から出荷を始め翌年3月に水揚げ出荷が終わります。

種苗採取から出荷まで3年間海中で静かに緩やかに植物プランクトンを濾過し旨みを増しながら成長します。

ホタテ貝サイズ	Mサイズ：10〜11cmL：11〜12cm2L：12〜13cm3L：13〜14cm4L：14〜15cm

三陸・越喜来の魚貝類漁期

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